論文を書くのはいいことだと思う

twitterで流れて来たのかな?ふと見た動画がすごい面白かった。
すごい長かったけど…

~激論!AI時代の幸せな生き方とは?!~ 出:田原総一朗 堀江貴文 ほか

途中で「論文を書くべきだ」という話があって、大学時代の卒論書いていた頃のことをとても思い出してしまった。

ちなみにAIに関する議論は1/5ぐらいだったと思う(笑)

動画の中でも話題になっていたけど、確かに与えられたテーマなり、自分で考えたテーマなりに対して、自分で考えて意見をまとめて、教授や先輩に見せ、叩かれたり褒められたり、そしてまた自分で考えて、をひたすら繰り返すのは自分で思考するという能力の開発になるし、若いうちにどんどんやるべきだと思う。僕自身は卒論書いてて楽しかったし、成長も実感できていた。

一人で泊まり込んで、ひたすら実験データを集めていたこともあったし、図書館で海外の論文概要を調べて、気になる論文を数百円で取り寄せて、自分で翻訳して同じ実験を試してみたりした。中学・高校とずーっと英語は赤点しか取ったことなかったのによく出来たなと思う。

卒論なので、大体4月〜10月の期間で研究をし、11、12月で論文を書き上げて、1月に卒論発表をして、そこで卒論が通ってしまえば就職までの2、3月はみんな卒業旅行に行ったりして、思い思いに過ごすんだけど、僕は卒論発表が終わっても研究室に通い続けていて、入社する2週間前の3月半ばに研究室内で定期的に実施している、研究発表までやってるんだよね。

自分の事ながら、今思い出しても楽しかったんだろうな。就職直前だけど、「大学院に進む選択をしておけば良かった」と思った。でも、悲しいことに卒業研究を始めた頃はもうすでに就職先が決まっていて、1年かけて研究やった結果、「楽しい」と思ってもさすがにそこから就職を辞退して、大学院に進むという選択は出来なかった。

変だよね。

やってみないとわからないところは大きくても、やる前に自分でその道を閉ざしているようなもんだもんね。というか、なぜ大学3年のうちに就職活動をしなければならなかったのかな。いや、”ならなかった”訳ではないか。そういう選択を自分でしたってことだよね。周りがそうしているからという理由で。

そう考えると、就職活動なんて大学卒業してから始めたっていいんじゃないのかな?と思う。今はそれも比較的やりやすそうだし、人によっては大学生のうちに起業しているぐらいだから、いい時代になってきたんだと思う。

ちなみに、卒業論文のテーマは『新規大環状希土類錯体の合成及び蛍光特性の検討』でした。なんで覚えてるかって?過去からのデータを納めているHDDを探したら、卒論見つかったんだよね。14年前に書いた論文見れるだなんて、技術ってすごいね。

なんかブログ書くのって、論文をカジュアルにしたような感覚があります(。・ω・)ノ゙