CloudShell 2の動かし方(ODROID-XU4)
ODROID-XU4とCloudShell 2というのを購入して組み立てて見たのだけど、どうもちゃんと動いていないような感じだったんだよね。
それで、なぜ動かないのかよく分からなかったので、マニュアルとか読むと「何度かOSイメージの焼き直しを試してください」みたいな記述もあったので、OSイメージを焼き直そうと思ったものの、eMMCに読み書きするソケットを一緒に注文していなかったので、代用としてmicroSDを使ってOSイメージの焼き直しとCloudShell 2を使わずに単体での動作を試して見たのです。
それが、一向に動かなくて、これはどうしたものかな(`・д´・ ;)と思っていたのですが、無事に解決したのでその辺りの顛末をまとめておく。
恐らく最初の段階で問題なく起動していた
組み立てをした時のブログは以下です。
それで、ブログの最後に動画を上げて「ちゃんと動いていなそうだな」と思っていたんですが、多分それが間違いだった模様(ノ∀`)
勘違いをしたのは以下の判断ミス
- 電源投入後にしばらく待つと電源がOFFになる
(動画では点滅で終わってたけどその後、電源がOFFになります) - ディスプレイ(CloudShell 2の)に何も映らない
- CPUファンは動くが躯体側のファンが無稼動
なんというか…先にWiki読めよって感じだよね。公式WikiのSoftware Setting Guide for CloudShell-2にちゃんと初期設定時のこと書いてあったよ(笑)
まずは電源投入部分の引用。
3. Insert micro SD card to micro SD card slot in ODROID-XU4. [On ODROID-XU4]
4. Power on the cloudshell-2.
4.2 Power off and on again the cloudshell-2 when the booting process is finished.
5. Login ‘root’ (password: ‘odroid’)
簡単に書くと、OSイメージを焼き付けたmicroSD(もしくはeMMC)をセットして、電源を投入。電源投入後に電源がOFFになったら、再度電源を投入するとブートされるよ。ログインは’root’で出来ます。ということ。
つまり、一度電源がOFFになるのは正常な動きで最初の起動で領域のリサイズをしているので、再度電源を投入するとOSが正しく起動するということだった。
これが一つ目のミス。
次にディスプレイに何も映らなかったのと、躯体のファンが起動しなかった件については以下を引用します。
13. Install cloudshell-2 specific packages: enable LCD, FAN and IR. → Refer to Cloudshell-2 wiki page
ディスプレイ(LCD)もファンも設定するまで何も動かないよ。ということ!
えっ!?じゃあちゃんと起動していたのでは?(`・д´・ ;)
ODROID-XU4単体でも起動しなかったのは何故か?
そもそも初めてODROIDというものに触れるのに、いきなりCloudShell 2というの使うのではなく、まずは単体で試すべきではないか?と思って、一からOSイメージを焼き付けて試して見たのが以下のブログ。
この時に、何度もOSのバージョンを変えたり、MacやWindows機でイメージ焼いたり、と色々条件を変えながら試したのだけど、ウンともスンとも言わない。
もう、これはもしかしてODROID-XU4自体が壊れているのではないか?と疑い始めて、ODROID-XU4本体をもう一台発注。(ついでにeMMCのリーダーも購入)
もう一台が届くまでの間にとりあえず、CPUファンを外して中を見たらどうだろうと思って外して、CPU周りが黒くなっているのは大丈夫なのか?とか疑って見たり(結果的に問題なかったですね…)
これは半田付けでこういう風になるのかな?
その後、届いたもう一台のODROID-XU4に同じ手順で実行しても、全く同じ状況だったのでどう考えても、機器ではなく自分の手順に問題があるんだろうというところで手詰まりしていたんだけど。ちょっと休憩のつもりで、CloudShell 2に組み直して、HDMIとか外部出力を全部設置して電源を入れて見たら…なんとディスプレイに写っているじゃない(ノ∀`)
1、2週間格闘していたのは一体なんだったんだ…
なんか良く分からないけど上手くいって良かった良かった(∩・∀・)∩
というのも気持ち悪いので、フォーラムで同じような状況でハマっている人のスレッドを見つけたのでウォッチしていたんですよね。
僕と全く同じ状態の人がいるな。とりあえずウォッチ。https://t.co/5Op5rM8uYe
— 杉山 幸雄 (@yukio_sugiyama) May 20, 2018
経過をウォッチしていたら原因わかったよ。
CloudShell 用の電源は15Vです。
ODROID-XU4単体は5V電源を使用しないといけない。壊れてなかったらラッキーですね顔文字
だそうです。
えー、流石にそれはチェックしたんだよね…
ほら、公式で販売されているのは5V/6Aでしょ…とおもむろに自分の持っている電源見たら
なるほど!完全に理解した!
ちゃんと実物見ないとダメだね。そりゃ動かないよ(;´▽`A“
おまけ
eMMCのリーダーはこんなやつでした。
あとイメージを焼くのに、以前のブログで”dd”コマンド使っていたんだけど、「etcher」というツールを使うと楽に焼くことが出来ました。公式Wikiで紹介しているのでこれを使うのが良いみたい。
etcherを使う時はイメージファイルは解凍せずにそのまま指定でOK、というか解凍しないでくださいという指定だった(。・ω・)ノ゙
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