Trezor Oneでリカバリシードが正しいか確認する方法
Trezorに限らず、暗号通貨のWalletを使っているとリカバリシードの控えが正しいか不安になることがあると思う。
あると思うというか、こんな出来事があったので僕は絶賛不安です!!
Trezorは6月25日に、ファームウェアのバージョンが 1.6.2 へアップデートされたけど、今回はアップデートする際に、デバイスメモリが消去されるのでリカバリーシードからの復元が必要になるので、ちょっと後回しにしていたんだよね。
以前リカバリシードの復元が必要なアップデートの時は、念のためWEBウォレットに一度全ての通貨を退避して、リカバリシードで復元した後でまた戻すとかいう非効率なことをしたけど、流石に面倒すぎて嫌になってた…
と思ってたら、リカバリシードを正しく控えることが出来ているか確認する仕組みが実装されていたので、試してみたよ!
リカバリシードの確認
公式のブログはこれ
内容としては、リカバリシードを復元の時と同じように入力して、現時点の暗号鍵と同じ内容が復元できれば、正しく控えることができていると判定する仕組み。
仮に間違っていた場合は、正しいリカバリーシードの内容を表示することはできないので、通貨を別のウォレットに退避して新しく作成するしかない。これは、リカバリシードの内容が再度表示できてしまうと、他人に把握される危険性があるのでしょうがないですね。
では早速、Trezorのウォレットに移動して、「高度」を選んで下の方の「Check recovery seed」を選択します。
単語数を選んで「続ける」を選びます。高度なリカバリは、入力時のセキュリティが向上するけど入力が面倒。
リカバリシードの入力が終わって正しいと「成功」と表示される。なんとなくそっけない感じ。進捗バーも2まで届いてないし(笑)
Trezorのファームウェアを1.6.2にアップデート
リカバリシードが正しくバックアップできていることも確認できたので、早速ファームウェアをアップデートしました(๑و•̀ω•́)و
ファームウェアのアップデート画面に移動して、Trezorをケーブルから外して2つのボタンを押さえたまま、再度接続します。
「リカバリシードがちゃんとあります」というチェックを入れて、アップデートを開始。前はこんなに親切じゃなかったけど、UXの改善をしていってるんだね。
アップデートが終わったらデバイスを再接続するよう指示されるので、ケーブルから外して再度接続すると、ちゃんとアップデートされているかTrezorと画面に表示されているfingerpringを確認。
Trezor側のconfirmedを押せばアップデート完了!
続けてリカバリシードを入力して、ちゃんと復元されました( ´ ▽ ` )
ファームウェア 1.6.2 の更新内容
正直なところ、GOXするのが怖いからアップデートを放っておこうかと思っていたんだけど、今回のアップデート内容が以下になります。
- Zcash Overwinterへの対応
- Bitcoin Cash:Cashaddrへの対応
- コイン&トークンへの対応(いっぱい)
- セキュリティの改善
このアップデートの内、Bitcoin Cash の Cashaddr への対応があったので、アップデートしないままだとBCHが使えないんだよね(´・ω・`)
こんな感じで。残高すら確認できないw
ファームウェアのバージョンアップ後は問題なく表示されました。
ワーニング出ているけど、これは 旧フォーマット ⇄ 新フォーマット のコンバートをするためのツールへのリンクだけど、ファームウェアのアップデートでアドレスは新アドレスになっているので、何もしなくて大丈夫。
不安でアップデートしていなかったけど、色々改善されていて良かったよー(。・ω・)ノ゙
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