有権者と人口ピラミッド

※ほぼ自分用のメモです

少子高齢化、難民受入などのキーワードが飛び交っているので、「その背景にはどんなことがあるのかな?」と疑問に思って色々な情報を見ていたのだけど、人口ピラミッドをまとめているサイトを見つけて、ちょっと我を忘れて見続けてしまった(笑)

世界の人口ピラミッド(全世界、2016年)

国、年を選択すれば色々と見れる。
そしてこれが2016年、全世界の人口ピラミッド

人口ピラミッド(2016年、全世界)

こちらは、2016年、日本の人口ピラミッド

人口ピラミッド(2016年、日本)

これは見事に若い世代が先細り。

代わりに人口が多い年齢が2箇所ある。

65歳〜69歳(1947年〜1951年生まれ):第一次ベビーブーム(団塊世代)
40歳〜44歳(1972年〜1976年生まれ):第二次ベビーブーム

僕の親は今年69歳になるので、ちょうど第一次ベビーブームの時期に生まれたことになる。
僕の兄は今年42歳、40歳で2人いるので、ちょうど第二次ベビーブームの時期に生まれたことになる。僕は今年36歳なので、その直後の世代という感じか。

キーワードとして思い浮かぶのは

  • 閉塞感
  • 労働力低下
  • 少子高齢化
  • 有権者の高齢化

仕事をしていて一番感じるのは「閉塞感」。

これは僕が関わった人達が中心なので、状況や立場で感じるものは違うと思います。
一部失礼なところもあるかも知れないけど、僕の中ではこんな風に思っている

今の60代は、20代〜30代の頃に経済を支えてきた。つまりモノゴトを自ら発案し、決定し、推進してきた。
今の50代は、背景を理解しつつ、今の60代の方々の行動を支持し、同調し、動いてきた。
今の40代は、今の60代、50代の方々が、創り、決めてきたモノゴトに対し、業務フローをまとめ、運用してきた。

会社の役員(概ね50代)の人達は、「新しいことを考えろ」「既得権益に囚われるな」ということを声高に言うんだけど、それを言われた部長レイヤーは(概ね40代)は、予算執行権があるにも関わらず、「どうしたらいいかわからない」と言う。そして、過去の成功体験を元に、下の世代に仕事を丸投げする。

10年〜20年前であれば昇進意欲に燃える人達が大勢いて、丸投げされても次々に人を代えていけば、いつかはうまくいく。といか上手くいくまで代わりとなる人がいた。いわゆる、「いつでも辞めろ、代わりはいくらでもいる」とゲキを飛ばしてもなんとかなった時代。

代わって現在は?というと、20代、30代は少なくなっていき、ゆとり教育を受けた世代からすれば、「学歴」「昇進」が全てという考えは緩和されていて(僕はこれで正しいと思います)、自由に自分達のために、モノゴトを考えていく時代に代わりつつあり、さらには労働人口の減少で、つまり、40歳以上の人に「何時でも辞めろ、代わりはいくらでもいる」と言える時代なのだと思う。

こんな書き方だと、なんか批判してるっぽくみえると思うし、事実半分批判だけど、「日本ダメだね。お先真っ暗。」とかではなく、年齢とか関係なく、それぞれの人間が過去の遺産を捨てて、新しい時代に向き合える仕組みを創り上げていくべきなんだろうなと思う。

だからと言って、自分が何かできているわけでもないし、「国を救う」なんてことは言えないけど、せめて自分と自分の周りの人達が、幸せになるにはどうすればいいか?を考えていきたいなと、思います。

それで、なんで人口ピラミッドなんかを調べていたかというと、衆議院解散を受けて10月22日に投開票が行われるのにあたって、いま色々な政党が動いているのを見て、「あれ?街頭演説にいるのってほとんど高齢者の方々だな。」と思ったのと、今の社会の状況見てこのままだとマズイいんじゃないかな?と思ったのがきっかけ。

今回の選挙だけではないけど、自分達の住む国の未来の大枠を決める人達を選択する、という権利の多くは、閉塞感を生み出している世代で、自分も含め若い世代の人間はただ決まった事に従うのではなく、自分で考えてきちんと投票日に投票をするべきだなと、感じたのでした。

ここまで読んでくれてる人がいるかはわからないけど、見てわかる通り、頭の中が整理できてません(^▽^;)