暗号通貨に「夢」を感じてしまった

ここ1週間ぐらい暗号通貨(ブロックチェーン)と言うのをちょっと調べてしまっていた。ちょっとじゃないかも…

暗号通貨とは?

「中本 哲史」(サトシ・ナカモト)という方が考えたもの。以下がその論文。

Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System(原論文)
※ちなみに日本語訳されたのもどこかで見かけたけど忘れてしまった…

2008年頃から発言があって、2009年に上記の論文を発表している。ただし、この「中本 哲史」(サトシ・ナカモト)という人はどこの誰かはわかっていない。というか暗号通貨の思想から身を隠している。

Wikipediaより

サトシ・ナカモト(英文表記:Satoshi Nakamoto)は、ビットコインプロトコルと、そのリファレンス実装であるBitcoin Core (Bitcoin-Qt) を作ったことで知られる人物の称する氏名。本名かどうかも含め、当該人物の正体は不明。2008年、metzdowd.com内の暗号理論に関するメーリングリスト[1]に電子通貨ビットコインに関する論文を発表し始めた[2][3]。2009年にはビットコインのソフトウェアをネット上に発表し、ビットコインの最初の採掘を行い[4]、運用が開始された[5][6]

暗号通貨を現行の通貨と比較したときの利便性を僕の理解で書くと

  • 取引の安全性が保証される
  • 素早い取引が可能
  • 情報の透明性

というのが利便性、というか暗号通貨の価値だと思う。いちいち書いていないけど、上に書いた内容の頭には「全世界の地域・国家に関係なく」を付けることができる。

通貨としての特性としても、以下のようにしっかり定義できている。
(各タイトルは お金(貨幣・通貨)の定義 からの引用)

1.価値の尺度

誰でもマイニングにより資産を増やせるが、マイニングすればするほど、指数関数的にマイニング量が下がる。時間がかかるので電気代とのせめぎ合いになる。多分もう今は一からマイニングに参加しても、個人では利益は出すことできないんじゃないかな?という意味では価値が保証されている。

ただし、現実世界ではまだまだ暗号通貨で、例えば「1btcで何が買える?」が定義されていない(できていない)のでこれからだと思う。

2.価値の保存

デジタルなので経年劣化はない。ただし、デジタルであるがゆえの不安は “コピーされる” や “書き換え” だと思う。これらはしっかり対策をされている。

コピーに関しては、仮にコピーが行われたとしても、世界に無数にいる他のマイナーによって正しさが保証され、コピーされたものは時間の経過とともに破棄される仕組みとなっている

書き換えについては、それまでに発行された通貨全てを書き換える必要があり、現実的ではない。仮にそれが可能なマシンがあったとしても、書き換えをする労力よりもマイニングにより発行数を増やす(暗号通貨に寄与する)方が現実的となる。

3.交換の手段

現状でも暗号通貨が使えるサービスやお店はある。

ビットコインが使える日本のお店(ビットコイン決済対応店舗)

意外と多い。
といっても電子マネーよりは普及していないので、これもまだまだこれからだと思う。

それで現状どうなのよ?

少しだけBTCとモナコインを買ってみたけど、今はまだ暗号通貨は多くの人が単なる投機対象として見ていて、まだまだ黎明期なのだと思う。今後は国や金融機関も参入してきて、現状で大量に保有している人達と、決済手段として採用する企業とが入り乱れて、戦国時代のようになるんじゃないかな(笑)

つまり、現状ではまだ通貨としての価値は形成されていないと思っている。ただ、何年後(何十年後?)には通貨と同等の地位まで上がるのではないかな?と勝手に予測している。

通貨の歴史なんて、

小さな集落で個人間の売買に貝が採用され
それでは価値が定まらないため、銅・銀・金と鉱石が採用され
資源が枯渇してしまったので、紙が採用され国が管理してきた

という流れだったと思う。

現行の紙幣は、国が発行しようと思えばいくらでも発行できるため、発行し過ぎればインフレが起こる。更には各国で通貨を決めているため、海外との取引には為替が関係してしまう。という点で全世界を見たときに利便性が悪い。暗号通貨はこの問題点を解決し、更に取引の安全性とスピードを担保するだけの可能性がある。と思っている。

なんで「夢」を感じるのか?

まあ、くっだらないのですが、前から思っていたの。ゲームプレイで生計たてて暮らしていけないかな〜ってね。

くっだらないでしょ(笑)

ただ、オンラインゲームをやると、そこには紛れもなく地球とは別の世界があって、別の経済圏があって、プレイしているみんなでその覇権争いをしている。ただ、オンラインゲームの場合、運営会社が世界と経済を操作できるし、ゲーム内の通貨はブロックチェーンではないけど、仮想的なもので基本的にRMT(リアルマネートレード)を禁止しているので、外に持ち出せない。

つまり、各ゲーム内に閉じた村社会な世界なんだよね。そして、オンラインゲームやスマホゲームは、運営の判断で終了されてしまえばそれまでの課金は全て意味がなかったものになってしまう。

これって悲しいよね。ゲームの世界で出会って、リアルで結婚する人もいるくらいなのに。ちなみにあるゲームのクラブイベントで、ゲーム内の出会いから付き合うことになった人のアンケートを取ったら、結構な人数がいたということがあった。(かなり昔に参加したイベントなのでソースはありませんが、200人ぐらいが参加したイベント)

まあ、何を隠そう僕が今付き合っている人は、出会いはオンラインゲームです。
それに、ゲーム内の居住区でご近所さんになった人と仲良くなって、大阪まで遊びにいくなんてこともしたことあります。

暗号通貨というのを調べていて、ずっと思っていたのはゲーム内通貨に、BTCなんかの暗号通貨が採用されたら、ゲーム内でお金を稼いで、ゲーム内で使えるし、現実世界で使える。更に、別のゲームに移動しても、保持しているお金がそのまま使える。

みたいなことになったら面白いな〜と想像して。一人でワクワクしてた。

もちろん、RMT可能なゲームが既にあったり、RMTを禁止している会社は自分達の権利を守るためにやっているのはわかっているので、なんというか「運営会社はサーバの維持だけで、マップや敵キャラ、プレイヤーキャラもそこで流通するもの全てを、ゲームをプレイする人達が作れる」そんなプラットフォームがあったらいいなと思うのです。(セカンドライフは近いけど、あれはちょっと…)

自分で作りたいという気持ちもあるけど、現状では財力も人脈も技術力も全然なので、5年後とか10年後とかもっともっと遠い未来に、そんなことに挑戦するだけの力をつけれたらなと思った。

今はまず社畜から抜け出して、自分の力で1円でもいいからお金を稼がないとです。そのための「自分の最初の商品作り」を進めなければならないので、とりあえず今は夢は夢のまま置いておこうと思って、長々と書いてしまった。

仮に将来誰かがそういうサービスやっていたら、僕はプレイヤーとして参加しますよ。リアルと仮想世界を行き来しながら生活していくとか、面白いよね(。・ω・)ノ゙