MOLDの定点観測(2018年8月2日)

MOLDについて定期的に集めた情報をアウトプットしています(∩・∀・)∩
今回は特に目新しい情報はないです。

前回:MOLDの定点観測(2018年7月16日)

MOLD 公式へのリンク

「MOLDって何?」という人はまずは以下に目を通すといいです。

公式サイト:https://moldproject.org/index_ja.html
ホワイトペーパー:https://moldproject.org/whitepaper_jp.pdf
コミュニティ:https://moldproject.org/community_ja.html
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC_zk2uuv79e2vpjV1jit1uQ
ブログ(Medium):https://medium.com/mold-project

MOLDの現状(2018/8/2)

取引所の値動き

前回(7/16)の時と今回(8/2)の買板、売板の状況を比較します。

MLD/BTC MLD/ETH
買板 売板 買板 売板
前回(7/16) 0.194621 BTC 5826000 MLD 4.46994 ETH 6412000 MLD
今回(8/2) 0.106412 BTC 6486000 MLD 5.45571 ETH 16992000 MLD

ETHの売板が1千万 MLDぐらい増えてる。板の並びも綺麗な階段状になっているので、売指が大量に出ているっぽい。まあ、だからなんだと言うことはないんだけどねw

※MOLD(MLD)は現状HitBTCにのみ上場していますが、HitBTCでは2018年6月16日以降、日本居住者の取引を停止しています。(日本人ではなく日本居住者)

MLD/BTC

MLD/ETH

MOLD Ethplorer

Ethplorerで見てみると本日時点で以下の通りです。

  • Transfers:8,596
  • Holders   :2,771

特に大きな動きはない。保有割合上位のアドレスもほとんど変化がない。

MOLD Information

MOLD Transfers

MOLD Holders

 

7月17日から 8月2日までの主な動き

7月27日にMediumが更新されました。

今回も技術的な内容だね。

その他

今回のブログで記載されているのは、最初に以下の記載がある通り、「そもそも分散システムとはどのようなものか」を述べているに過ぎないので、MOLDが何を採用するとかいう内容ではない。

MOLDでは、独自チェーンの開発を行なっているが、分散システムを構築するにあたり、そもそも分散システムとはどのようなものであり、正常にかつ高性能に作動するために何が必要であるかに関する理解は必要不可欠である。MOLDの目指す非中央集権的な仮想空間の実現に際して、そもそも分散システムとはどのようなものであるのか、述べていきたい。

引用:ブロックチェーンを形作る分散システムにおけるノード間の同期

ただ、他のアルゴリズムとの比較を改めて見ると、PoWの仕組みはどこか曖昧で緩い繋がりを軸としていることで参入障壁が限りなく低いため分散化が進み、論理的な整合性を重ねることで時間が経てばたつほど強固なものになるような仕組みだと思う。

一方で、MOLDが採用を予定としているPBFTは、選出されたノードが承認を行う特性上、クロックの整合性、排他制御にはなんら問題はないものの、やはり「どう分散化していくか(されていくか)」が気になるところではある。

一つの方法で全てをカバーすることは難しい。分散化=非中央集権で、堅牢化=中央集権に収束してしまうと思うんだよね。また、分散化=予測不能で、堅牢化=予測可能であり、多くの人々が求めるものは「予測可能」な未来であったりする。

この辺りはすごいジレンマを感じるところだな(。・ω・)ノ゙