人から指摘で思考停止になる理由
僕は人から指摘を受けた時に、思考停止になる事がよくあった。
過去形なのは最近は思考停止になることが無くなったから。思考停止になる理由は「自分で考えたことがない」というのと、「自分の考えが世の中の全て」という視点でしか、モノゴトを捉えられていなかったからだと思う。
自分で考えた事であれば、指摘されても「そうかそういう考えもあるか」や「いや違う。これが正しい。」という議論ができるけど、思考停止になるのは、自分で何も考えずに言われたことをやっていたり発言していた時だった。
そんな思考停止な状態で進めたモノゴトは、ことごく失敗するんだよね。自分が今何をやっていて、どこに向かっているか、ということが分からなければ、それは迷子になるよ。
ということは、自分で全く考えていないことは、むやみに人に伝えたり、やらせたりしないほうがいいのだろう。
思考停止でモノゴトを進めるのは”悪”しか生まない。
私はただ命令に従っただけだ
これは、ドイツのアウシュヴィッツ最終収容所の所長で、第二次世界大戦下のナチスドイツにおいて、「主任死刑執行人」と言われたアドルフ・アイヒマンが、第二次世界大戦後の法廷で語った言葉。法廷では、アイヒマンの人間像は人格異常者などではなく、真摯に「職務」に励む一介の平凡で小心な公務員の姿だったらしい。
よくよく調べて見ると
ミルグラム実験(wikiより)
閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したものである。アイヒマン実験・アイヒマンテストとも言う。50年近くに渡って何度も再現できた社会心理学を代表する模範となる実験でもある
という実験があるらしい。
wiki内には、
この実験を行う前に、心理学専攻の4年生14人を対象に、実験結果を予想する事前アンケートをしたところ、回答者は全員、実際に最大の電圧を付加する者はごくわずか(平均1.2%)だろうと回答した。
という記載の一方で、
実際の実験結果は、被験者40人中25人(統計上62.5%)が用意されていた最大V数である450ボルトまでスイッチを入れた、というものだった。
という結果になっている。
人は自分が想定している以上に、外部からの圧力下で思考停止すると、普通の人間であっても”悪”に手を染めてしまうのだと思う。
もう一つ似たような実験がある。
スタンフォード監獄実験(wikiより)
アメリカ合衆国のスタンフォード大学で行われた、心理学の実験である。心理学研究史の観点からは、ミルグラム実験(アイヒマン実験)のバリエーションとも考えられている。
これは確か、映画化されたものを過去に見たけど、僕としては「人は地位により、元々の性格とは違う人格が形成される」と解釈している。高い地位につけば高圧的になり、低い地位につけば卑屈になるということ。
ただ役職という2つ名を与えられただけで、人間の本質は変わらない。どれだけ地位が高くても、本質を磨かなければ、思ってもいない問題が起こると思う。
自分で考え、自分で決める。嫌なことを無理やりやる必要はない。好きなことに集中する。
大事です(。・ω・)ノ゙
#まだ読んでいないけど気になっている本
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