「マクロな視点」と「ミクロな視点」そして「アングラな視点」

システム開発で、プロジェクトマネジメントをするのには不可欠な考え方なのだけど、文字にすると恐ろしく難解に見えるな・・・というかまず意味がわからないw

マクロ
巨大。巨視的。巨視的にみたもの。
→ プロジェクト全体を俯瞰して状況を把握する

ミクロ
ごく小さいこと。微小。極微。
→ 一人一人の作業内容を把握すること

僕の頭の中では巨大なエレベーターが建っているようなことをイメージしている

上から見ているときは、全体はよく見えているけど、人の話声とかを聞くことはできないし、屋根の下なんかの障害物の下はよく見えない。

下に行けば行くほど、上では聞こえなかった声も聞こえるようになり、上からは見えなかった部分も細部まで見えるようになる。代わりに、上にいたときは見えていた遠くのものは全くわからなくなる。

「マクロな視点」と「ミクロな視点」どっちが良い悪いとかではなくて、どちらも必要。

時には上から見て問題点を発見し、時には下から見て問題点を発見し、時には地下深くに潜って問題点を発見し、総合的にみて問題解決を進めて行く必要がある。

これを仕事に関係する人達それぞれがやればうまく行くのだが、みんな上下に動くのを嫌がる。頭の切り替えが必要になるからそりゃそうだよね。だからお互いの立場、というか見ている範囲の違いを意識した上で、それぞれを一つの意見として取り入れていかなければならない。

よく、上の方から眺めている人が「偉い」かのように振舞っているのを見るが、全く偉くないです。ただ見ているだけなら誰でもできる。上位から俯瞰してみて、問題のありそうなところは詳細を深掘りし、問題のないところは放っておく。

そんな動きができればチームというのは円滑に進むものです(。・ω・)ノ゙