富士通VRナイトに行ってきた

以前、富士通から発売される「LIFEBOOK UH」というのを知って、とても興味が湧いてたの。そんな時に、Twitter見ていたらなんか面白そうなイベントが流れてきたので、その場で応募してしまった。

ウルトラ怪獣、襲来!富士通VRナイト参加者募集中。非常識に軽いWindows MR対応PCに触れます。登壇:GOROman

で行ってきました!当日の流れはこんな感じ。

17:00 受け付け開始、タッチ&トライ
18:00 イベント開始、セッション1、セッション2
20:00 懇親会開始予定、タッチ&トライ
21:30 懇親会終了予定

「タッチ&トライ」では富士通の「Windows MRヘッドセット」でWindowsMRを体験ができたんだけど、最初に試した時は「なんか綺麗な居住空間で遊べるー」とかそんなレベルの理解だったの。

VR系の体験って文章化するのはすごい難しいんだけど、下にYouTubeで見つけた動画貼っておきます。

最初にWindowsMR体験した時はそんな感じだったのだけど、その後に続くセッション1とセッション2を聞いて、「あ、なるほど」という感じだった。

セッション1

登壇者は GOROman さんと MIRO さんのお二人で、VRの歴史を話してくれた。

初めてHMDが作られたのが、1968年にアイバン・サザランドが開発したもの。その後は少し飛んで1990年前後に流行があった。

僕はまだ10歳前後だったので、そんなに記憶はなくて、初めてVRに触れたのは任天堂の「バーチャルボーイ」。秋葉のゲームショップで体験して、そこから除いた世界には赤と黒の画面が広がっていた。

「奥行感があってすごい」と周りでは言われていたんだけど、僕の感想は( ´_ゝ`)こんな感じ。ちなみに買ってない。なんというか格好が疲れるし、外から観ているだけなので、2次元との違いがあまりピンと来なかった。

その頃からまた少し飛んで、今年(2017年)はよく「VR元年」と呼ばれているんだけど、なんでそう呼ばれるのかが、二人の説明を聞いていて「なるほどー」と思った。

2012年にKickstarter で出資を募った「Oculus Rift 」。この技術がとても画期的だったということ。過去のVRは上に書いた「バーチャルボーイ」のように、「固定カメラでバーチャルな世界を眺めている」という感じだったのが、「Oculus Rift 」では目の左右に別々の映像を出すことで、広視野角を実現している。

もうこんなの文章でいくら書いても無理(笑)
体験してみるとよくわかる。ゴーグルをつけた時から、目の前にはバーチャルな世界で埋めつくされるので、本当に別の空間に移動したような気分になってしまう。

ここまで空間の再現性が高くて、デバイス自体も値段も5万円前後、装着した時の重さもそんなに気にならない、となってくると本当にもう少しで一般にも普及するんだろうなと思う。

現状の問題は長時間使っていると疲れる(ソフト面)と、ケーブルがついて回るのでふとした時に現実が気になってしまう(ハード面)かなぁ。最終的には誰もがアクセスするようなプラットフォームになり得るソフトも必要だから、まだ時間はかかるんだろうけど、そんなに遠くもないような気がする。

セッション2

登壇者は 高松勝範 わっきΘΘ さんと せきぐちあいみAimiSekiguchi さん

360°カメラの話をしてくれました。

360°カメラは結構前から知っていたけど、カメラは持っていなくて、iPhoneのアプリで「360」というのを試した時に面白いとは思っていたけど、アプリだったのでピースを埋めるように360°撮影して合成するという仕組みだったので、風景を撮るのにはいいけども、人は綺麗に撮れないなーという印象だった。

でも、今は360°カメラっていっぱいあるんだね。
ちょっとわかりにくいけど、ここに写っているのが360°カメラの実機。

カメラの撮影に関するTipsと実際に撮った写真を紹介してくれたんだけど、ボタン一つで全体が記録できて、こんなに小さいとなると色々な場面で活用できそうだと思いましたよ。

ところでこのイベントは富士通さんの製品と、WindowsMRに関するものなんだけど、どう繋がるのかなと思っていたら、WindowsMRを使えば360°カメラで撮影した時の写真の中に入り込んで鑑賞することが出来るというのを説明してくれた。

これは写真を鑑賞しているところを撮った動画です。WindowsMR内でギャラリーから360°カメラで撮影した写真を見ているところ。

外からは平面でしか見れないけど、「これはやってみたい」と思ってしまった。これは平面の写真を見ている様子だけど、この後の話ではアプリを使って、同じ場所で視座を変えて2枚の写真を撮れは3Dになるということもプレゼンしていて、それも「やってみたい」と思ってしまいましたよ(笑)

この2つのセッションを聞いた後は、僕の中ではVRの世界が面白くなりそうだなといういうので色々想像してしまった。

WindowsMRでバーチャルな世界が広がっていれば、家にいながらオフィスのように使うことも出来るだろうし、人が集まってコミュニティを形成することも出来る。

移動時間なく、国境も関係なく、みんなが同じ空間を共有することが出来る。そんな中に入り込めさえすれば、360°カメラで撮影した写真は今まで自分で鑑賞するぐらいでしかなかったけど、色々な人にも見せて共有することができる。

そんな風に考えると、とても楽しそうだなと思うんです。(≧▽≦)

年末にかけて、いくつかVR機器が新たに出ているけど(5機種くらい?)、このイベントで配られたチラシを使えば、富士通さんのノートPCとHMDを割引で買えるし、どれがいいのかとかは調べても時間が経つだけだから、一度買ってみようかなと思います。

でも、まずは360°カメラかな(笑)
カメラはすぐにでも撮影出来るし、値段も手頃なので、この後買いに行ってきます(。・ω・)ノ゙