過去に営業行った時の話

プロジェクトリーダーのお仕事(2)で書いていた目的地を明確化するのについて、事例を思い出したので書いておく。

あるお客様のところに営業に連れられて行った時のこと、2014年だったので、「翌年(2015年7月)に WindowsSever2003 のサポートが終了になる」という時期。

お客様の話はこんな感じだった。

  • WindowsServer2003 で動いているバックアップ処理をするアプリがある
  • 前任者が作成したアプリだが、既に前任者は退職している
  • WindowsServer2012 に単純に移動したが動かない

それで、話を聞いているとしきりに言うのです。

「何とか WindowsServer2012 で動くようにしたい。修正できますか?」

頭の中に思い浮かぶ言葉は「知るか」なんだけど一応、大人なので、「そのアプリを見て解析するよりは、他の方法を模索した方がいいと思いますよ。新しく作り直す。仮想化して動かす。とかあると思います。」

で、お客様の反応としては、

「いや、そんな大掛かりにしたくないんだよね。それに今までと違う結果になると怖いし…そのまま移動することできないの?」

この場合、既に目的地がズレている。

正しくは「バックアップが今まで通り行われること」何だけど、お客様の頭の中は「Windows Server 2012 に移動すること」になっている。

大した話ではないので、「放っておいても何とかなるだろう」と思って、その場はお茶を濁して帰ってきた。

書いて思った。あまりいい事例じゃないね(笑)

もうちょっと思い出してみる(。・ω・)ノ゙