現状のCPUについて調べた

パソコンをまた「自作しようかなっ」とか思って、CPUの現状を調べて見たんだけど、10年近くブランクがあるからもう何が何だかわからない。ということでここ最近調べていたんだけど、なんか今年に入ってIntelとAMDのCPU戦争勃発しているんですね。

という事で、自分なりに整理していた。

色々なサイト見た限りこんな流れのようだった。

  • 2017年初頭までは Intel 一強状態だった。
  • 2017年3月に AMD が突如 Ryzen シリーズをぶっ込んできた
  • 慌てた(?)Intel が数ヶ月後に恐らく予定していなかったであろう、ハイエンドCPUを投入
  • AMD が更にハイエンドCPUを投入

えっと…すんごい簡単に書くとこんな感じかな?
といってももう何ヶ月も前の話だし、どちらにしろPCを自作する時は常に「その時最適なものを選ぶ」のが鉄則なので、自分なりに調べて見た。

なんかCPUすんごい色々種類あったけど、とりあえずハイエンドなものを考えて、Core i7以上 第7世代以上のものを抜き出すとこんな感じだった。

並び順はベンチマークの高い順にしているけど、発売日は結構バラバラ。

Intelの第7世代が1月
AMDのRyzenが3月
Intelのハイエンド(末尾が”X”)が5月〜10月
AMDのハイエンドが8月〜9月
Intelの第8世代が11月

あぁ。なるほど戦国時代ですね…

概ね調べていると、AMDのRyzenはコア数とスレッド数が多いのもあって、Intelよりも並列処理に強いみたい。つまりは音声を拾いつつ、動画配信をしながら、ゲームする見たいのには適している。

一方のIntelはコア数は少ないものの、クロック数が高いので、一つのソフトで高い処理が必要なソフトに強いのかな。

でも、どうなんだろ?

Core2Duoが出てきたときは確かクロック数に比例して上がる熱量に耐えきれなかった結果、クロック数が多少落ちても、コア数が増えれば処理性能は高くなる。とか言っていた気がするんだよね。

と言ってもベンチマーク結果だけではいまいちわからないので、価格.comから今日時点の最安値を拾ってきて横に並べて見た。

なるほど。性能上がると指数関数的に値段が上がっていくやつ。

これだけだとどれが良さげなのかわからないので、単純にベンチマークの数値を最安価格で割って、1円あたりでどのくらいのコストが買えるのか出して見た。

僕の経験上は、大体5万円を境にコスパが悪くなる感覚。

あ、なんかわかりやすくなったかも。

やっぱり5万円以下の「Core i7-8700K」が現状ではコスパが良さそう。

これ、一番最近発売されたやつじゃん

こうやって見ていると、あと2、3ヶ月もすればまたAMDが新しいCPU出してきそうな感じ…

どちらにしろ単純な計算で算出した数値だけではなく、コア数、スレッド数、クロック数も含めて考えると、Intelなら「Core i7-8700K」AMDなら「Ryzen 7 1700X」あたりが手頃な気がするなー。

それにしても色々調べてて頭が疲れましたよ(。・ω・)ノ゙

※以下のスプレッドシートをキャプチャして貼ってます
CPUまとめ(2017/12/19時点)

なんか色々調べていたら2016年7月19日時点でこんな記事が書かれていた。
Intel、2018年に14nmの新CPU“Coffee Lake”を投入
「Coffee Lake」はIntelの第8世代のことなので、Intelは少なくとも2ヶ月早く市場に出すことになったということかな?