『Atomic Heart』を暗号通貨で事前予約してみた

『Atomic Heart』というゲームの広告を見かけて面白そうだなと思いつつ、事前予約をするか迷っていたんだけど、支払い方法に暗号通貨での支払いがラインナップされていたのをみて、暗号通貨で支払いできるならという理由でw事前予約をした!

『Atomic Heart』はどんなゲームか?

ロシアのMundfishというディベロッパーが開発中のゲームみたい。まだ開発中で2019年Q4にベータバージョンをリリースする予定みたいだから、1年近く先の話だね。

日本語の公式ページがあって、そこにトレイラーや細かい情報が載っているので、そちらを見てもらうのが良さそう。

簡単に紹介すると、ソ連が崩壊せずに共産主義のまま技術革新を遂げたパラレルワールドを舞台にした、一人称視点のアクションRPG。ホラーっぽい雰囲気なのでバイオハザードとかにゲーム性は近いかも。

ゲームが面白いかどうかは正直わからない(笑)けど、公開されたトレーラーで映像の綺麗さと世界観は僕は好きな方です。ちなみに、シングルプレイヤーゲームでマルチプレイヤーになるかはなんとも言えない、と公式ページには書かれていた。あと、コンデンスミルクが大好きなのもよくわかった。

暗号通貨で事前購入をしてみる!

事前購入の対象はSteam(PC)かPS4からの選択で $90、$45、$30の3種類。どれを選んでもゲームは遊べる。$30以外はアイテムが貰えたり、ゲーム内に名前が表示されるとかなので、好みと応援したいかで決めるのが良さそう。資金調達が目的っぽいから、クラウドファンディングみたいなものだと思えば良さそう。

支払い方法は別に暗号通貨を使わなくても、クレジットカードとかPayPalとか使えるよ。

暗号通貨は “MobileGO” というのと “bitcoin” の2種類。

“MobileGO” はあまりよく知らなかったけど、GameCredits関連のモバイルゲーム向けの通貨みたい。

実際にこうやって並べられると感じるものがある。

ゲームに関する暗号通貨は大体、AppleやGoogleのプラットフォームと比較して、開発者にとっては手数料が安く、資金の回収が早いことを利点に挙げていたけど、利用する立場からすると手元にあれば使うかもしれないが、手元になければわざわざ購入してまで使う気にはならない。

そもそも、利用者が “MobileGO” を使って購入した場合、開発者側はどうするんだろう?取引所で換金して次の開発資金にするのかな?となると、利用者側に “MobileGO” を使って購入するインセンティブがないと、あまり流通せずに通貨としての価値は落ちていってしまうだろうな、と思ってしまう。

話が脱線してしまった。とりあえず、手元にはbitcoinしかないので、bitcoinを選んで進めていくと、bitpayというサービスに接続される。

bitpayというのは知らなかったけど、bitcoinでの支払いを提供するサービスみたいだね。PayPalのbitcoin版みたいな感じだと思う。ちなみに、BTCとBCHどちらも支払いをサポートしていた。

実際に支払うためには、bitpayでの支払いに対応したウォレットが必要。bitpayのウォレットだけでなく、他にも対応しているウォレット(以下の画像)があるので、既に利用しているウォレットがあればそれを使うのが良い。

https://bitpay.com/pay-with-bitcoin

BTCまたはBCH支払いを選択すると、QRコードがでてくるので、ウォレットアプリでこのQRコードをスキャンする。

せっかくなので、bitpayのウォレットをインストールしてそこから支払いをしてみたよ!

アプリ側で支払い手続きを完了すると即座にウェブの方も完了になった。さすが自身のアプリだから早いのか。

ATOMIC HEART側に戻ると連携・待機していたみたいで、下の表示に変わっていた。

そのまま10分くらい待っていたら、表示が支払い完了になって事前購入は完了。

最後までいってから気づいたが、これユーザ登録とかはなかったので、ベータ版がリリースされたら途中で入力したメールアドレス宛てに連絡くるんだと思うけど、支払いが完了するまで一度もメールアドレスが正しいかの確認はなかったので、メールアドレスの入力をミスすると最悪支払い損になりそう…

まあ、invoiceは発行されているからそれを元に問い合わせはできそうだけど、なんにせよメールアドレスの打ち間違いには気をつけたほうが良いね!

暗号通貨での支払いは少しづつ進歩していると思う

暗号通貨は2017年にバブル的に盛り上がって、誰が宣伝していたかはわからないけど、「手数料が安い」「送金が早い」といっても送金詰まりや、そもそもの通貨としての価格高騰と、難解な仕組みによる個人での管理の難しさから普段の生活では使い物にならないようなことも言われていたけど、こうやって周りを固めるようにウォレットやサービスがでてきていて、それでの支払いをしてみると確実に進歩していっていると思う。

コンビニやスーパーで、ジュースやパンを買ったりが実現されるかわからないけど、こういう「少し時間がかかっても、それなりの金額の取引が執行される」ようなサービスでは、少しずつ進歩していっている。

問題はウォレットやサービスが乱立していて、「bitcoinで支払いできる」と思って進めると、毎回新しいアプリやユーザ登録が必要なところかな(笑)

今は法定通貨から換算した金額を支払う手続きばかりだけど、いつかは暗号通貨建てでの支払いが一般化する日が来るのだろうか(。・ω・)ノ゙