ハードウェアウォレット(TREZOR)を購入して設定してみた

2018-10-24

すんごいたくさんではないけど、それなりに仮想通貨も増えてきたので、「ずっとウェブウォレットに置いておくのは怖いな〜」と思って、TREZORを購入しました。

ウォレットは色々種類があるので、好みに合わせて選択すると良いと思います。僕は大量に持っている訳ではないけど、売ったり買ったりを頻繁にする訳ではないので、ハードウェアウォレットを利用しようと思いましたよっと(´∀`)

購入はTREZORの公式サイトから購入しました。

TREZOR公式:https://trezor.io/

英語だったけど、そんなに難しくなかった。(´∀`)

色々な人が注意喚起しているけど、Amazonやメルカリとかで、個人の出品者から購入すると、詐欺被害に会う可能性があるので、「何となくやだなぁ」と言うのもあり、公式サイトから購入しました。Amazonでも正規の代理店として出品している人もいるので、絶対に問題がある訳ではないんだけど、慎重になった方がいいかなと思います。

海外からの発送だけど、それなりに早く届くと思います。

僕が注文したのは年末で、更に品薄だった時期でもあるので、少し時間が掛かっちゃいました。ちなみに、どのくらいの期間で届いたかと言うと…

2017/12/19:公式サイトで発注(受付メールもすぐ来た)
2018/01/23:TREZORから「発送したよ」連絡をメールで受ける
2018/01/25:商品到着

「発送したよ」連絡から商品到着まで3日ぐらいだから、在庫があって休み挟んでなければ結構早く届くのではないかなと思います。

ちなみに、2018/01/16 に TREZOR から「2017年はありがとう。2018年もよろしく。」といった趣旨のメールが届いていたので、ずっと休みだった可能性あり(笑)

金額は 89€ (¥15,650)でした。ビットコイン(Bitcoin)でも支払い出来たんだけど、当時は送金手数料も高くてクレジット決済にしちゃったけど、差額は¥2,000ぐらいだったから、せっかくの機会だったので、ビットコイン(Bitcoin)で購入すれば良かったなとちょっと後悔(>_<)

せっかくなので、写真を色々取りつつ開封と設定をしたので、まだ持ってなくて「買おうか迷っている」と言う人がいたら、参考にしてくださーいヽ(*´Д`*)ノ

TREZORのパッケージ

順番に、表、裏、上部。

上下にはホログラムシールが貼ってあるので、パッケージを開封するために一度剥がすと下のように剥がした跡が残ります。

ちなみに、ガッチガチに糊付けされていたので、開けたあとは2枚目のように箱がぐちゃぐちゃになりました。個人から購入した時でも最低限はこの辺りを確認すれば、新品かどうかはわかりそう。

TREZORのパッケージ同梱内容

1x TREZOR
1x マイクロUSBケーブル
2x リカバリーシードカード
1x ストラップ
4x ステッカー
1x ユーザーマニュアル

ステッカーなんて貼ったら「Bitcoin持ってますよ!」って言っているようなものじゃないのとかちょっと思った。(貼ったけど)

自力で英語からマニュアル訳してたんだけどねぇ(´・ω・`)

日本語マニュアルがWEB上で公開されているので、そちらを参照するのがいいと思いますよ(。・ω・)ノ゙

Zaif Exchange / TREZOR™(トレザー)日本語マニュアル

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|д・)チラッ

TREZORの設定

そんな訳でまずは TREZOR と PC を USBケーブル で繋ぎます。

繋ぐとTREZORに「https://www.trezor.io/start」へ行けと言う指令。

行くと「1.PINコードの説明」「2.リカバリーシードの説明」「3.メールアドレスの登録(アップデート情報の連絡用)」をふむふむと読んで、次に進むとアプリケーションのダウンローページに飛びます。

Cromeアプリか使っているPCクライアントのアプリが選べるみたいです。

僕はクライアントアプリを選びました。


アプリ選択したら注意書きが。上の方から意訳すると、

ファームウェアを更新するモードです。ファームウェアを更新したくない場合は、一度デバイスを外して再接続してね。

注意:初期化済みの場合は必ずリカバリーシードを用意してください。ごく稀に、ファームウェア更新後にリカバリーシードからウォレットを回復する必要があります。

ファームウェアのインフォメーション

と言う感じかな。

インストールが終わると初期画面が出て来ます。

「Device label」は複数端末を識別するためのもの見たいですね。僕は一つしか持ってないので、適当に入力して「Continue」を選択。

PINコードを入力する画面に変わるんだけど、点しか出ません。数字は端末側に表示されます。

なるほどー。

細かいところまでセキュリティに気を配ってますね。端末側の数字の配置は毎回違うので、仮にPC側がキーロガー等でハッキングされていたとしても、犯人にPINコードを知られる心配がありません。

PINコードの入力と確認入力をすると次はリカバリーシードです。

これも画面には何も表示されていないので、端末をみると

端末側に表示されています。これを付属のリカバリーシードカードに書いていきます。手書きで!

リカバリーシード

端末の右側のボタンを押せば次のワードが出てくるので、24個書き留めます。

ちょっと大変だけど…大事なのでしっかり書き留めます。間違えてボタンを2回押しちゃっても、後で確認用に1.から再度表示されるので、慌てずに書き留めましょう。

このリカバリーシードと言うのは、仮に端末を初期化しても、リカバリーシードさえあれば暗号鍵を復元できると言うものです。加えて、仮に端末が壊れてしまったり、紛失してしまった場合であっても、新しい端末を購入すれば残高ごと復元可能です。また、TREZORでなくても、Ledger Nanoやウェブウォレットでも復元可能なようです。

もともと僕は「ハードウェアウォレットやペーパウォレットなら、盗難にあう心配はないけれでも、自分の不注意で紛失したら終わりじゃないか…」と思って、ハードウェアウォレットを買うか迷っていたんですが、上述の通り端末を紛失してもリカバリーシードがあれば復元可能だと知って、購入することにしました。

設定が終わるとアプリケーションは以下のように表示されます。

「Advanced」を選択すると以下の画面。


どうやらこのアプリはTREZOR機器自体の管理(名称、PIN、初期化など)のみのようですね。右上の「go to TREZOR Wallet」からウォレットに移動できます。

とりあえず、何も入っていない今の内に、一度端末を初期化してしまおう!
リカバリシードの確認です。今ならなにも恐くない!!

赤いボタンの「Wipe device」を押せば初期化できます。

…なんだけど、僕はこれでちょっと失敗しました。初期化する前に、一つでも良いので、ウォレットのアドレスを控えるようにしてください。

詳しくはこちらを参照 → セルフGOXしてしまった

確認メッセージが出るので、端末側で「Continue」します。

初期化が終わると端末を外せと指示が出るので、端末を外して再接続。

そうするとまた最初に接続した時の画面になるので、今回は右の「TREZOR Recovery」を押します。

そうすると下のような画面になるので、「Continue」を選択。「12 words」や「18 words」は以前のTREZORを使っていた人向けかな?

そうすると端末側に「○番目のワードを入力」と出ます。

これは一番最初に要求された画面で、「10番目のワードを入力」と言うこと。なるほど、リカバリーシードのワードも1から順番じゃなくてランダムに指定されるので、ハッキング対策ということですね。しかも端末側で番号が指示されるので、これもパソコンがハッキングされていたとしても、リカバリーシードを知るすべはなさそうですね。

ということで、24個のワードを入力して、無事に復元されました!ヽ(*´Д`*)ノ

今度はちゃんとウォレットに通貨を入れて見ないとね!(。・ω・)ノ゙